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査定のチェックポイントは?

Q.原課の予算要求内容を確認していくにあたり、見るべきポイントがあれば教えてください。

 
    
A 前任のノウハウと前年度比較、「現場」を見ること
財オタ 佐倉市
塩浜克也さん
 
まずは、引き継いだ資料から、前年度の担当者が「何を準備の上」「どのように作業し」「どのような判断を導き出したか」について、思いを巡らせてください。 今回の予算要求資料を前回のものを比較すると、同じ事業の中でも、毎年度ある項目と新規の項目があると思います。 毎年度ある項目で額に増減が生じている場合は、昨年度、一昨年度まで遡って歳出実績の動き(可能であれば、今年度の進捗も)を確認し、数値の妥当性を検討する必要があります。 新規の項目については、その実施の必要性と実現の可否についての検討が必要です。必要性については「目的に対して手段が妥当か」、実現の可否については「法的に問題ないか」「期限内(一般的には年度内)の完成が可能か」「要求額に過不足はないか」を検討することになります。 いずれの項目でも、可能であれば「現場」を見ましょう。現状と対処の必要性について、現課との共通理解を深めることができます。
 
 
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