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スクラップしている部署としていない部署で不公平感があります。

Q.担当部署によっては、スクラップを要求に反映しているのですが、そうではない部署もあり、不公平感を感じています。

 
    
A 全庁をあげての業務改善、改革の運動を起こすことが大切です。
財オタ 川西市
松木茂弘さん
 
スクラップの考え方は様々です。 スクラップを単に経費削減で捉えるのか、事業の改革、改善で捉えるのかによって違いがでてきます。 同じコストでも効果を大きく生むことも費用対効果での成果と捉えることもできます。 また、今まであまり絞り込めていなかった部署が大きなスクラップの要求をもってくる場合と、これまで毎年度見直しをかけて改善に取り組んで経費削減してきたところは少ない削減金額になることを考えれば当該年度だけで単純な比較はできません。 また、所管する事業の予算額が大きいところと小さいところではスクラップの金額も違ってきます。
どちらにしても予算要求時点でスクラップを求めても、さほど大きな効果が期待できない点が悩ましい部分です。 その意味では全庁をあげての業務改善、改革の運動を起こすことが大切です。 首長の号令で「全事業の再検証」といった名目ですべての事業の聖域のない改善改革運動を起こすような取り組みができるといいのではないかと考えます。
 
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