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編集部が注目する行政関連のビックニュースを厳選してお伝えするコーナー
 
 

1.「特別地方交付税の配分権乱用」訴訟が和解(徳島県と3町)

つるぎ、板野、石井の3町が県に1億円余の賠償を求めた訴訟。県は「疑惑を生じさせた」と謝罪したが減額分は補填されず算定の根拠も示されなかった。対話を続ける大人の対応。
 

2.公共工事が年度末に集中するのを防ぐため新たな指標を作成する方針(国土交通省)

予算単年度主義の弊害とも言われてきた「駆け込み工事」だが、今回は時間外労働の上限規制がかかり、繁忙期を分散させないと「駆け込めなくなる」事態が発生する。
 

3. 「神明の花火」の収支が黒字となり町の補助金を返還(山梨県市川三郷町)

町の会計ベースで黒字になったのは初めて。有料観覧席、軒先パーキングなどのアイデアが功を奏した。人件費を加味すればまだ赤字として、外部団体への事務局移行を検討する。
 

4.神戸農政公社が製造販売する「神戸ワイン」を白鶴酒造に事業継承(神戸市)

販売開始から40年が立ち、醸造施設の老朽化の一方、売り上げが落ち込み事業継承を検討していた。神戸ワイン1本(180ml)入り「神戸ワイン弁当」の復活を強く求めたい。
 

5.生成AIを使って業務時間を平均33%以上削減(福岡市)

職員や顧客の評価で業務時間33%の削減(1時間かかる資料作成が40分で完了)、業務成果、品質36%の向上という結果が得られた。生成AIは確実に人間の仕事を蝕み始めている。